事業所の名称変更のお知らせ

この度、2023年8月に、光風会は以下のように生活支援センター「風(FOO)」並びに地域活動センター「光(KOO)」の名称変更届を完了しましたので、お知らせします。

生活支援センター「風(FOO)」 水戸市渡里町 2844-5
⇒ 変更名:精神障害地域ケア研究所「風(FOO)」

地域活動センター「光(KOO)」 笠間市赤坂 17-6
⇒ 変更名:精神障害地域ケア研究所「光(KOO)」

私たちは、1988 年に県内の小規模共同作業所指導員や精神病院職員等と、「精神医療に よる隔離・収容から地域支援へ」と日本の精神医療が大きく変わろうとする中で、元県立友部病院長の鈴木喬先生を代表とする茨城県精神障害地域ケアー研究会を発足し、200年にNPO法人を取得しました(略称「茨精研・ICCAM」)。その一年後の2001年3月に社会福祉法人光風会を創立しました。それ以来、茨精研・ICCAMでは、援助・支援に関する理論的な課題や自己点検などを支援者側の課題として取り組み、光風会はその具体的実践を行うという両輪の関係で、水戸と笠間において事業を展開して参りました。

新型コロナ禍三年、自粛生活体験をとおして、人と直接会い対話ができる関係性が如何に重要かを身にしみて感じることができました。そして、精神医療保健福祉のあり方について、立ち止まって考える貴重な時間になりました。
これからの半世紀に向け、光風会活動は「居場所は生きる源」として大切にしていきます。さらに一歩踏み出て、アフターコロナの精神障害者の地域生活には、精神障害を抱える各自が自分の力を発揮して、共同・協働して地域生活に参加していく時代をつくり出すことだと考え、事業所名を変更して再スタートすることにいたしました。
これまでの利用者を意味する「ユーザー」という呼び方も変え、研究所仲間としての「所員」と呼び合い、2023年度4月より、まずは毎月一回、水戸と笠間で運営会議を開催して、各事業所で行う具体的活動について、所員とスタッフで検討しながら進めております。
あらためて、今後ともよろしくお願い申し上げる次第です。

2023 年 8 月 25 日 社会福祉法人光風会 理事長 髙島眞澄